投稿日:2022/9/19
リエットは豚などのお肉をパテ状に調理したフランスの伝統保存食.
豚の旨味と滑らかな脂の舌触りが堪らないおつまみです.
昔,ワインバーで初めて食べた時はお酒に合いすぎて感動したのを覚えてます.
ちょっと作るのに時間はかかるけど,難しいテクニックは要りません.
1ヶ月くらいは日持ちするので,いっぱい作って冷蔵庫に入れておきましょう.
もっとも,どんどん食べちゃうので日持ちとか関係無いかも.
お酒もガンガン進むので飲み過ぎ注意です,是非お試しを!
豚肉のリエット
レシピ概要
(スマホで見やすいサイズにまとめてます.
「画像長押し→保存」で調理の参考に↓↓↓)
材料
(作りやすい分量)
食材 | 分量 |
---|---|
豚肉ブロック ※1 | 500g |
塩 | 肉の約1.4% |
ソフリット ※2 | 玉ねぎ1個分 |
白ワイン (調理酒でも可) |
150ml |
水 | 150ml |
ローリエ | 1枚 |
ブラックペッパーやカイエンペッパー | 適量 |
基本的には脂が多い豚バラがオススメ.ロースを合わせたりするのもアリです.
ソフリットじゃなくても無くてもOKです!.
その場合"工程4."で,玉ねぎ1個とニンニク2かけらを炒め,飴色玉ねぎを作って代用してください.
なお,ソフリットの作り方は過去記事で紹介しているので是非ご参考に↓↓↓
イタリアンの旨味+時短調味料,ソフリットの基本
イタリアンの基本となる旨味調味料のソフリット.
作り方はいたって簡単,細かくみじん切りにした香味野菜を弱火でじっくり,そして,しっかり炒めるだけ.
また,旨味調味料としての側面に加え,時短調味料としての役割もあります.
色んな料理のレベルを一段と引き上げる,野菜で作る万能調味料,是非お試しを.
詳しい作り方
今回は豚バラのブロック300gに加え,集めにスライスされた豚ロース200gを使用.
火が通りやすいように2~3cmのブロック状にお肉をカットして,塩を全体にまぶして10分ほど置く.
フライパンにオリーブオイルを薄く引き(分量外),中火で全体に焼き色がつくまで焼く.
出てきた脂も含めてお肉をお皿に取っておき,フライパンは洗わずにソフリットと白ワインを投入,沸騰したら1~2分だけ火を通してアルコールを飛ばす.
"材料"のとこでも書きましたが,ソフリットが無くても大丈夫!
その場合は,みじん切りにした玉ねぎ1個とニンニク2かけらを,フライパンに残った脂でじっくり炒め飴色にし,上と同じく白ワインを入れて軽く煮詰めてください.
鍋に分けていたお肉と脂,フライパンの野菜と白ワイン,そして水とローリエを加え,蓋をして弱火で約2時間じっくり煮込む.
ブラックペッパーやカイエンペッパーをお好みで加えるのもオススメ.
豚肉に竹串がスッと入る様子であれば火を止め,ザルなどを使ってお肉と煮汁に分ける.
煮汁は,脂を分離するため一旦,冷蔵庫に入れておくとよいです.
肉はフォークを使ってしっかりとほぐす.
もっと滑らかに仕上げたい方はフードプロセッサーを使うのもOKです!
"工程6."で冷やしておいた煮汁の表面に浮いた脂(ラード)とその他の煮汁を分け,煮汁の方はお肉にしっかり混ぜておく.
ビンやタッパーにお肉をしっかり敷き詰める.
分けておいた脂(ラード)は軽くレンチンして溶かし,お肉に蓋をするように回しかけてください.
お肉の参加を防ぎ,保存性を高める効果があります.
冷蔵庫で2~3時間,しっかり冷えたら完成です!
感想
以上,個人的最強おつまみの一角,豚肉のソフリットのレシピでした!
焼いたパンやクラッカーに乗せて食べてみてください.
初めて食べる人は"ウマッ!!"ってなると思います.
チーズと合わせて食べると更に美味しさ激増.
白ワイン,ビール好きの人なら堪らない一品だと思います.
脂までしっかり美味しいのも一つの特徴なので,バター的な使い方をしてもいいかもしれません🎵
作ってから3~4週間くらいには食べきってくださいね.
最もそんな心配は不要と思いますが,,,
美味しいものをいただいて本日も幸せ.
それでは皆さん本日も,乾杯!