投稿日:2022/05/20
パンチェッタはイタリアンでよく使う豚バラ肉の塩漬けで,俗に生ベーコンとも呼ばれます.
噛めば噛むほど味が出てくる旨味の塊のようなお肉ですが,実は家でも簡単に試すことができるんです.
塩味がしっかりしているので,調味料のような使い方をすることもできます.
以前も作り方を紹介しましたが,今回はちょっとアップグレードした方法で,より自分なりの味を出せる作り方をご紹介.
自分で調合したスパイスの味を存分に楽しめる自家製熟成肉,是非お試しを!
はじめにご注意
パンチェッタはお肉を中〜長期に熟成させる工程を含むため,自己責任で調理をお願いします!
私は最長で1ヶ月くらい冷蔵庫で熟成をさせたことがあり,お腹を壊したこともありません.
ただ,お肉の状態や季節などにより熟成状態は変化しますので,必ず大丈夫という保証はできません...
なお,塩を多めにしたり,抗菌作用のあるブラックペッパーなどスパイスを使うことで,防腐効果が期待できますのでご参考に.
最初からスパイスが混ざった塩を使う場合はこちらをご参考に.
簡単自家製,旨味の塊 パンチェッタの作り方 ver.1
パンチェッタはイタリアンでよく使う豚バラ肉の塩漬けで,俗に生ベーコンとも呼ばれます.
噛めば噛むほど味が出てくる旨味の塊のようなお肉ですが,実は家でも簡単に試すことができるんです.
メイン料理にもおつまみにも大活躍の自家製熟成肉,是非お試しを.
自家製パンチェッタ
レシピ概要
(スマホで見やすいサイズにまとめてます.
「画像長押し→保存」で調理の参考に↓↓↓)
材料
食材 | 分量 |
---|---|
豚バラ(ブロック) | 500g~ |
塩 | 肉の3~4% |
スパイス ※ | 適量 |
※ スパイスについては「詳しい作り方」で詳しく書きます.
詳しい作り方
この記事ではヒマラヤ産のピンクソルトを使用.
ミートテンダーライザーorフォークでお肉にブスブス穴を開ける.
ニトリとかで買えます!
塩を全面に満遍なく塗り込んだら,ジップロックに入れ1週間弱,冷蔵庫で保管.
特に最初の1,2日目は肉からドリップが出るので,小まめに捨ててください!
塩漬け後,全体の塩を一度洗い流す.
小さく切り取り,味見をしてみる.
塩辛いと感じたら塩抜き.
5分,10分,15分,,,と5分単位で水につけ,都度味見をして丁度いい塩梅でやめる.
スパイスを準備する.
量はお肉全体がしっかりスパイス色に染まるくらいたっぷりと!
お肉1kgに対し,トータルで大さじ1~2くらい.
調合も好きなものを.
一応,自分がよく作る組み合わせを書いておきます↓
組み合わせ例:
①ローストガーリック/ブラックペッパー
②チリペッパー/ブラックペッパー/タイム
スパイスをお肉全面にしっかり塗り込む.
キッチンペーパーに包み,バットなどに置いて冷蔵庫で1週間~乾燥させる.
キッチンペーパーは時々交換してください.
表面の水分が飛び,ある程度硬くなったらOK!
乾燥させて完成したパンチェッタがこちら.
水分がしっかり抜け,お肉の旨みがギュッと詰まっています.
感想
以上,パンチェッタのレシピでした!
なるべく大きいお肉で作った方が美味しくできると思います.
冷蔵庫でもしばらく保存できますし,気になる人は使い切りサイズにカットして冷蔵庫へ.
小さく切って焼いて,チーズと一緒に食べるとお酒のつまみにぴったり.
何より,じっくり焼いて脂を引き出し,その脂でパスタを作るとめちゃくちゃ美味しいです!
パンチェッタを使って料理を作るときは1つ注意.
お肉自体がしっかり塩気を持っているので,調味料は少なめに.
美味しいものをいただいて本日も幸せ.
それでは皆さん本日も,乾杯!